野田総理の手腕は
民主党の党首選挙は野田さんの勝利に終わった。海江田氏の裏にいる小沢氏の影響を嫌って鹿野氏と馬淵氏、前原氏の支持票が野田氏に流れたのかもしれないが、アンチ小沢に依って立つ総理になるとしたら不安が残る。日本の状況は「誰が好きとか嫌い」とか言っている場合では無い。
外交では、中国(台湾)、韓国、ロシアから領土問題で攻められ、北朝鮮とは核問題で圧力を掛けられ米国の基地問題を明確にしないと妥協を強いられ続ける弱腰外交にならざるを得ない。東南アジア諸国との関係強化を図ることも必要になってくるだろう。農業と貿易と外交と連動した戦略が必要だ。
経済はもう待ったなしだ。デフレから脱却しない限り内需は盛り上がらない。輸出は中国、韓国に押されているのだから内需拡大に失敗すれば日本の政府借金がクローズアップされてくる。日本は80%が内需だ。半分が輸出が占める韓国やドイツとは違う。輸出するためにコストを下げ、給与を下げ続ければ内需はさがる一方だ。税率を上げても収入が下がる企業も個人も税金は払えない。増税は意味をなさない可能性があるのだ。増税したのに税収が下がる事態になればもはや復興はあり得ない。日本経済の破綻がそこに見え隠れする。
政治家がダメなら官僚機構が日本復興計画を作るべきかも知れない。高給と安定した雇用二守られているのだから、ここは日本の為に全閣僚を上げて日本官僚試案を検討して欲しいものだ。政治家主導とかけ声で、やる気を失った官僚を今一度日本のために働かしてはどうだろうか。専門家なのだから、きっと良いアイデアがあるはずだ。ダメなら官僚の存在意義は無い。
我々国民は何をすべきか。国債がデフォルトすれば金融機関が破綻して預金は目減りする上に、年金は大幅に減額される。生活水準は下がるのだ。今、政府に過大な期待をしては自分の首を絞める様なモノだ。期待しない代わりに政治家も官僚も原点にかえって、今日本のために何をなすべきかという国家戦略を徹底的に練って欲しい。日本に足りないのは国家としての方向性だ。
